アマゾンハーブ物語

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2010年 02月 28日

プリマベーラ村~アップデイト

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

今回はリンドルフィス氏の事故により事前の調整が充分ではありませんでしたが、プリマベーラ入りしたテージョ専門家によると、2つあるグループのうちAグループ代表のロドルフォ・ゴメス氏と会うことが出来きたとのこと。100kgまで計量できる秤とボライナの種、それからオイルの品質検査のために最高に新鮮な種(莢つきの状態で可)を20kgを来週水曜日までに大学の工場へ発送してもらうよう調整が完了しました。また、A/Bグループともに共同保管場所は決まったようです。

Bグループの保管場所については農家グループのコアメンバーの一人エンリケ氏から概要は聞いていましたが、今回の訪問では、Aグループの共同保管場所を見学することができたとのこと。以下、現地調査を行ったテージョ専門家のコメントです・・・


  雨がしのげる
  高床式であるので湿気にもそれなりに強い。
  風通しもよい。
  道路のすぐ側。
  入荷、出荷、保管、何れも合格点をつけられる

弱点として強いてあげるならば、強風をともなう豪雨に対応するためにビニルシートを準備しておくこと。これは、盗難対策としても有効と思われます。Bグループと比較して、団結力に難点が見受けられたAグループの組織化が,確実に一歩進んでいることが確認できました。Bグループの保管場所も合格点がつけられますが、Aグループと同じ課題が改善点としてあると思われます。農家グループとしての共同保管場所が形になってきたことを踏まえ、その前工程となる、各農家の庭先での保管方法、その前の収穫作業といった点が今後のチェックポイントになってくるのではないかと思います。

下の画像は、ナッツの保管場所候補とオウムとのMTG風景です。

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by arcoirisproject | 2010-02-28 18:03
2010年 02月 28日

グリーンナッツオイル石鹸・試作3号

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

引き続き・・・木型が出来上がりましたので、グリーンナッツオイル石鹸試作は、未だ暗中模索の中試行錯誤を繰り返す中、3回目の試作を実施致しました。途中苛性ソーダがアルミ鍋と化学反応を起こしてしまうというなど、肝を冷やす場面もありましたが、どうにか試作3号を木型に注ぎ込むところまで辿りつきました。一方、前田京子先生の教本を頼りに作成した試作2号は未だ固まらずであります。グリーンナッツオイルを固めるためのアルカリ配合が未だ把握できず、次回は、苛性ソーダの比率を高めるか、あるいは調合後、飽和食塩水を加え、さらにアルコールを加え固形化する方法も検討しています。精油の配合については、試作3号では、レモングラスの精油を25滴加えました。試作4号では、グリーンナッツオイルの脱臭を試み、その上でオレンジの精油を加える計画です。町のジューススタンドから分けて頂いたオレンジピールは、本日少年院に持ち込み、仮洗浄、裁断、冷蔵保存を行い、蒸留に備えています。

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by arcoirisproject | 2010-02-28 16:18
2010年 02月 28日

精油試作

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★ウカヤリ通信:望月昭宏★

新しくプロジェクトに加わったテージョ専門家のオリエンテーションの為、プカルパ市内にある少年院の精油工房を訪問し、少年院側の担当者であるデルガード氏との顔合わせを済ませまて参りました。テージョ専門家もデルガード氏も、地元ウカヤリ大学農学部出身ということもあり、挨拶から始まり、プロジェクトが辿ってきたこれまでの経緯、そして精油作りのノウハウや苦労話など、若干技術的な話にまで展開し、コミュニケーションは極めて自然な形でとりかわせれておりました。この2人は、今後アルコイリスのウカヤリオペレーションを内側と外側から支えてくれるキーパーソンとの位置づけです。さて、肝心精油の試作状況ですが、レモングラスとオレンジの順番で近々製造に入るとのこと。仕上がりが楽しみです。
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by arcoirisproject | 2010-02-28 15:57
2010年 02月 18日

グリーンナッツオイル石鹸・試作3号対策

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

手作り石鹸製造用の木型が出来上がりました。テジョさんがデザインし、ウカヤリ大学の仲間が製作をしました。石鹸作り初心者のテージョさんとしては、デザインのインスピレーションは、子供時代に家業の関係で馴染みの深かったチーズ製造用の木型に求めたとのこと。金曜日の3回目の試作が楽しみです。

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by arcoirisproject | 2010-02-18 19:06
2010年 02月 18日

グリーンナッツオイル石鹸試作2号

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

前回はウカヤリ大学の先生の指導の下、彼らの流儀で試みた結果、出来たのが例の『木綿豆腐』であった反省から、今回は日本から送られて来た前田京子先生の教本に忠実に作ってみた。グリーンナッツオイルのケン化価に応じて、アルカリ成分の配合量を決めて、しっかりと仕込みをしました。教本によると、石鹸が固まるまでの時間は1日~1週間程度とあるが、グリーンナッツオイルについては、教本に記載がなかったので、先ずは、グリーンナッツオイルをベースオイルとして使用する場合の、アルカリ量と固まるまでの時間を把握することが今回の試作の目的となります。木曜日には少年院でレモングラスの精油が作られる予定なので、今週中にもう一度、次は3回目の試作を、今度は精油を配合した上での試作に取り組む計画です。


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by arcoirisproject | 2010-02-18 18:54
2010年 02月 17日

エコツアー

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

低地にあるマシセア地区は雨季になると多くの地域が冠水します。その関係で、乾季は陸路でも雨季は水路となることが多々あるのです。今回は、幸か不幸か、モーターボートが故障してくれたので、チャラスマナ村からフロールナシエンテ村へは、静かなカヌーでの移動となりました。熱帯の太陽の下、心地良いそよ風を受けながらの20分は、そもそも最初からカヌー移動を計画するべきであったのかなと省みつつ、エコ・ツアー気分満喫の、それはそれは素晴らしい小旅行でありました。
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by arcoirisproject | 2010-02-17 12:56
2010年 02月 17日

師弟

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

チャラスマナ村を後に、プロジェクトが先行しているフロール・ナシエンテ村へと向かった。道中、ボートのエンジントラブル(この手の足止めは当地ではもはや茶飯事ですが・・・)のため、予定より2時間近く遅れて到着するも、先方も慣れたもので、リーダーであるカルロス・ロドリゲス氏をはじめ、メンバー全員が揃って集会場で待っていてくれた。プロジェクトのキックオフをお互いに確認し合った前回訪問から1ヶ月が経過し、果たして何人の村人が種まきを終えているのか、我々の関心事はこの一点にありましたが、実際に栽培に着手していたのは僅か2名に留まるという厳しい現実を、直ぐに目の当たりすることに・・・気を取り直し、テージョ専門家を先頭に8人の農家の畑を次々に巡回すると、グリーンナッツの栽培は初めての経験であり、不安が先に立ち、種まきに踏み切ることができなかったこと話し始める農家、それに応え的確な指導をオンサイトで行うテージョ専門家とは、正に師弟関係。お互いに役割と信頼関係を実感し、第一歩を踏み出したところで、プロジェクトの成功に向けての確かな手応えを感じた一コマでありました。ここでも、石鹸とオイルを披露、更に改良を加えた栽培マニュアルを手渡すと、搾油加工され黄金色に輝くグリーンナッツを見て、農民たちの目の輝きが変わったように感じたのは僕だけだろうか?
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by arcoirisproject | 2010-02-17 12:29
2010年 02月 17日

チャラスマナ村

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

先週末、プロジェクト説明会開催の為マシセア地区のチャラスマナ村落をしました。説明会には約50名の村人が参加、説明会は、テージョ専門家が中心となり、ルイス調整員が適宜フォローする形式で進められ、途中、アグロフォレストリー栽培マニュアルやグリーンナッツの種子を配布したり、大学工場で試験的に搾油したグリーンナッツオイルや、先日手作りで試作した木綿豆腐様のグリーンナッツオイル石鹸を順次回し、手にとって見てもらう等、村人には極力リアリティーを持ってもらうような工夫が奏功し、なんと22名もの村人がプロジェクトへの参加登録を行うに至る、大変な盛況振りでありました。一方、「2ヘクタールから始める!」と意気込む農家に他の農家も次々と呼応する場面もあり、少々過熱気味の会場の雰囲気にあわてたテージョ専門家が、昨年プリマベーラ村で経験した失敗事例に言及したり、ルイス調整員も「小さく産んで大きく育てる」などお産の苦しみの例え話を持ちだすなどクールダウンに努める一幕も、それはそれでほほえましく見えました。最終的には、22人の農家が着手することになったアグロフォレストリー栽培面積の合計は14ヘクタール。先行しているフロール・ナシエンテ村とプリマベーラ村と合わせると、参加農民は50名を超えた。余談になりますが、試作品として紹介したグリーンナッツ石鹸は、見た目さておき、肌がツヤツヤになると大好評で、かなり高い関心を持って受け入れらたのは、少し自信になりました。

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by arcoirisproject | 2010-02-17 11:54
2010年 02月 14日

サトウキビ生搾り

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★ウカヤリ通信:望月昭宏★

当地ウカヤリの2月は雨季の只中で、例年であればスコールが頻繁にあるところ、今年は所謂『異常気象』ということで、極端に雨が少なく、35℃を超える炎天が続いている。そして、炎天下での喉の渇きを癒す為に最近ハマッテいるのが、サトウキビの生搾りジュースです。搾る様子は上の写真にある通り、大車輪と言った感じで、かなり力強い作業であります。バリバリ・・ババリ・ババリ・バリ・・・という繊維が裂ける音と伴に、サトウキビ100%の搾りたてのジュースが注ぎ口から出て参ります。見た目はご覧の通り濁った茶緑色で全くさえませんが、味はと言うと、少し大げさに書くと、野性的な力強い甘みが脳天を突き抜け、次の瞬間には爽やかな清涼感が身体を満たしてくれるような感じです。これはアマゾンの炎天下にあってこその感覚と言えるのかもしれませんが、日本ではまずありえない強烈な体験に、日本にルーツを持つパステルトーンなわたくしは、感激を遥か通り越し、ただただ圧倒されるばかりであります。からからに乾いた喉を潤すサトウキビ生搾りジュースで今日もチャージ完了!病みつきになる味です。
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by arcoirisproject | 2010-02-14 19:38
2010年 02月 14日

豆の鮮度は見た目によらず

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★ウカヤリ通信:望月昭宏★

オイルの鮮度の劣化、或いは酸価が上昇する一つの要因として、所謂『死に豆』の混入があります。上の写真左から収穫直後の新鮮なグリーンナッツで、莢が明るいベージュ色をしています。次に中央は収穫後少し時間が経過したグリーンナッツで、莢が全体的に黒く変色しています。そして右は収穫後の保管状態(湿度管理)が悪く、莢にカビが生えてしまったグリーンナッツ。素人目には、左が最高品質、続いて中央、右が最悪品質と見えますが、果たして本当にそうなのでしょうか?先日日本から送られてきた検査キットで、これらのナッツから搾ったオイルの酸価測定をしてみたところ、結果は予想に反し、いずれも色調は"青緑色"と良好で、酸価は0.5以下でありました。この結果は、右も中央も左もすべて、莢の中に格納されているナッツは生きていることを示しています。次に、莢のままで約2年保管されていたグリーンナッツを使って、同様の実験を行ってみると、色調は黄色で、酸価は4.0を超えていました。これは、即ち、中のナッツは既に死んでいることを示すものであります。鮮度の良い(酸価の低い)オイルを製造するためには、『死んだ豆』を極力排除し、できるだけ『生きた豆』のみを使用するよう心がけることが一つ重要なポイントとなり、まさに『生と死』の選別が今後の技術的な課題ということとなります。そして、今回の実験ではっきりと分かったことは、莢の外観からだけでは、『死んだ豆』と『生きた豆』の分別は難しいということであります。
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by arcoirisproject | 2010-02-14 19:22