アマゾンハーブ物語

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2010年 01月 28日

プリマベーラ村訪問

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

先日テジョ技師がプリマベーラ村を訪問し、先行事業に参加した2つの農民グループと打合せを行ってきました。

★グループA:代表はロドルフ氏、参加メンバーは全6名。

グループの内の役割は未だ決まっていないが、アルコイリスが提示した組織化作業票(案)については同意が得られたので、今後これに沿って進めていくということになりました。また、山刀、長靴、秤、種乾燥用に使用するビニールシートの無償提供を要請されました。ロドルフ代表からはかつて治安について問題があったが、今後は安全確保の為村執行部と調整を行うとのこと。それを踏まえ、次回打合せは86キロメートル地点から、更に4キロメートルほど入ったプリマベーラ村の広場にて実施してほしいとのこと。収穫した種の保管場所はロドルフ氏自宅で決定。

★グループB:代表エンリケ氏、参加メンバーは全7名。

うち2名は83キロメートル地点、90キロメートル地点からの参加者。同グループはエンリケ氏が代表からアルコイリスとの連絡役、グループ内連絡役、一時保管倉庫管理まで全ての業務を担当するとのこと。
グループA同様に組織化に向けた作業内容についてはアルコイリス案に賛成を得た。また、アグロフォレストリー栽培に必要な木の苗もしくは種、収穫物を保管するためのビニールシート、計量秤について無償提供の要請がありました。

下の画像は、プリマベーラ村で収穫したグリーンナッツ。等級は様々で、上から、レベルA、レベルB、レベルC。

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A等級



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B等級



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C等級



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by arcoirisproject | 2010-01-28 15:01
2010年 01月 28日

アマゾンハーブ・・・

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

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上の画像は、イシャンガという薬用植物で、当地ウカヤリではデンゲ熱の特効薬として知られています。
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by arcoirisproject | 2010-01-28 14:23
2010年 01月 28日

搾油実験

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

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100キロの種子を用いた搾油実験では、デキャンタを十分にしない状況で、フィルターに通したところ、不純物があまりにも多過ぎたようで、フィルターに負荷がかかり、安全装置が作動したことから、今後の教訓として次の3つのポイントを得た。

①オイルを1日寝かせ、十分にデキャンティングした上でフィルターに通すこと。
②搾油直後、フィルターに通す前の段階で、メッシュに通し、ある程度不純物を除去する。
③サイロのガイドを外した状態で利用する。

100キロの種子を機械にかけて製造できたオイルは約17キロでした。但し、これはフィルターがきちんと機能していなかったことを割り引いた上で、解釈する必要があると思われます。

上の画像は、左がフィルターに2回通したもの、中央が1回通したもの、右がフィルターを通さなかったもの。ご覧の通り、透明度がかなり異なります。同じフィルターに2回通すのがいいのか、あるいはそもそもフィルターに装着するペーパーの目の大きさを変えた方がいいのか、酸価や脂肪酸組成との関連も含め、今後の実験課題として認識しています。
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by arcoirisproject | 2010-01-28 14:19
2010年 01月 27日

突然の来客

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

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本日、大学の工場で作業を行っていると児童の大群(約100名)が先生に連れられて押し寄せてきました。何でも大学職員の子供たちだそうで、現在ペルーは夏休み期間中なので、お父さん、お母さんが働いている大学の施設を見て回るというサマースクールの一環として、最近何かと注目のグリーンナッツ搾油工場を見学しようということとなり、突然の訪問となったようです。

それにしても賑やか。私が知る限りでは、あれほどの人数が一度に押し寄せたのは工場の引渡式以来です。テジョ氏が搾油機械の説明をし、私も何か話せというこになり、アグロフォレストリーについて話をしつつ、焼畑はペルー国内だけの問題ではなく、地球環境、つまり日本にも影響を与えるんだよ・・・などとにわか先生に変身。100人の児童が集まれば、当然悪ガキも少なからずもいるわけで、先生やテジョ技師の説明など全く無視して、裏庭に回っていたずらを始めたり、発酵中のカカオを目ざとく見つけて手に取り、チョコレートの匂いがするなどと言いつつ、口にしたり・・・わずか30分程度でしたが、予期せぬ客人との束の間の交流を楽しみました。
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by arcoirisproject | 2010-01-27 20:30
2010年 01月 27日

アグロフォレストリー農家支援開始

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

マシセア地区を訪問し事業説明および参加希望者を募ってきました。プロジェクトに参加を希望するとして登録した農民は17名でした。すべてフロール・ナシエンテ集落の農民です。

マシセア地区行政官のモラン氏は、午後3時に説明会を実施するということで、プエブロ・リブレ、フロール・ナシエンテ、セイランド、サン・ラファエル、プレフェリーダ、チャラスマナの6集落に事前連絡を取り、その後、ラジオ放送(マシセア地区ではプカルパ市街のFM放送が入感します)でも呼びかけました。しかしながらFM放送の呼びかけでは、なんと、ナレーターが実施時間を午前8時であると誤って放送した為、時間通り現れたチャラスマナ集落の約15名はしびれを切らし、我々の到着時刻を待たずに引き上げてしまうというアクシデントがありました。プエブロリブレ集落の農民代表の方とは、往路の乗り合い船で一緒になりましたが、同集落での事前説明会は開催済みでありましたので、今回は訪問せずと致しました。フロール・ナシエンテ集落は、会議の結果選出されたリーダーは勿論、参加農家の方々全員のモチベーションが高く、前回プエブロ・リブレ集落で感じた勢いを上回るものがありましたので、先ずは上々のスタートではないかと思います。放送事故の結果、今回ミートできなかったチャラスマナ集落の15名については、次回マシセア訪問時に改めて説明会を実施するということで、テジョ氏、ルイス氏、モラン氏と合意しています。

現地調整員のルイス氏が団体とプロジェクト概要について説明、続いてテジョ専門家がプリマベーラでの実績を踏まえ、プロジェクトの進め方などを具体的に補足、その上で、プロジェクトへの参加者を募るという段取りで説明が行われ、その後、参加農家の方々には20kgの種子とテジョ氏作成のグリーンナッツ栽培簡易マニュアル、更に味の素AIN事業で作成したグリーンナッツトルタ料理レシピ集を配りました。尚、プエブロ・リブレ集落代表によれば、同集落では4人が栽培を開始していて、現在20センチ位に成長しているとのこと。次回訪問は2月中旬の土曜日の予定です。

余談ですが、1時間で到着するチャーター高速艇に比べ、片道4時間の乗合船は、エンジンの音がすさまじく、マシセア到着時には片耳が暫く聞こえなくなるほど。また、復路はマシセア発が午前2時半のため、午前1時半過ぎに起床し、乗り合いタクシーで船着場まで移動。蚊との格闘の中、出発を待つという感じでした。まさに三等客室という表現がピッタリで、バナナで船内後方は一杯になり、ハンモックを吊るし道中しっかり睡眠をとるもの、鶏を10数匹程度持ち込む客、挙句の果てには三輪タクシーまで積み込む客もいる始末で、結構厳しかった道中でした。慣れれば何ていうことないのかもしれませんが、次回は到着時間と開催時間の合間を見計らいきちんと昼食をとってから対応するなどした方がいいよねというのが3人の一致した見解。

フロール・ナシエンテ村の畑は道路の脇にあるところも多く、説明会が終了してからテジョ氏が3箇所ほど畑を訪問しグリーンナッツのアグロフォレストリー栽培に関する技術指導を行うことができました。「あの距離なら畑を訪問してプリマベーラのように技術指導ができる。プリマベーラのように訪問時毎に全部の畑を巡回するということはしないが、1回に5つの畑程度なら可能であるだろうし、是非そのようにしたい。」(テジョ専門家談)

乗り合い船を利用する場合、往路は、プカルパ発が午前7時半、マシセア着は午前11時半頃。復路は、マシセア発の一番遅い便が午後1時なので、必ず現地で1泊せざるを得ない状況なので、午後の半日をフルに活用し可能な限り畑を回り指導したいというテジョ専門家の意見は至極当然であり、共感がもてました。

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説明会に集まったフロール・ナシエンテ集落の方々


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説明会で壇上に立つテージョ専門家


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テージョ専門家の話に聞き入るフロール・ナシエンテ集落の農家の方々


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議事録を取るルイス調整員とモラン行政官


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船着き場のバナナ


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早朝発乗合ボート船内
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by arcoirisproject | 2010-01-27 18:59
2010年 01月 27日

カカオ

★ウカヤリ通信:望月昭宏★

先日、現地スタッフのリンドルフィス氏、テジョ技師、そして私の3人で、ウカヤリ大学のカカオ実習林でカカオ狩りをし、30kgほどのカカオの実をいただいてきました。30キロのカカオ果実から採れたカカオシードは約3キロ。
これを大学の工場で搾油実験をすることに・・・分量が少なかったので搾油機が充分に温まらず、オイルを生産するまでには至らず、得られたものは、粘土状態のトルタばかり(下の画像参照)。この経験を踏まえ、今度は、次回テージョ技師がプリマベーラ村を訪問する際にカカオシードを20kgほど調達し、十分な量を持って、カカオ搾りに再トライしたいと思います。オイルはそのままチョコレートです。ところで味の方ですが、カカオトルタ作ったココアは美味!本物のカカオを堪能させて頂きました!、パンと一緒に朝食は如何でしょう・・・5分程度で機械が十分に温まる等、カカオはグリーンナッツと比較して、搾り易いことが今回の実験の結果分かりました。いずれコーヒーにも挑戦してみます!

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カカオ種子


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搾油機に投入


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ココアを作ってみました。


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味は最高!


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カカオ団子


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by arcoirisproject | 2010-01-27 17:51