アマゾンハーブ物語

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2009年 12月 21日

リマのサイキッカー

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ウカヤリでの10日間は、現地事務所開設、現地カウンターパートとの関係仕切り直し、現地大学との調整など、関係先を奔走し、"ウカヤリ州アグロフォレストリー生産者コミュニティー支援"と"アマゾンの森の恵みとおばあちゃんの薬箱"、これら2つの国際協力事業を投入するための、事業実施環境と実施体制の整備という目標は、ほぼ達成することができました。19日夕刻のフライトでリマに戻り、その足でリマの仕入先に注文していたアロマハーブ商品(パロサント)の受け取り、一夜明けた20日は、午前中にリマ新事務所開設候補地の物件下見を行うため、ラ・ビクトリア地区へ移動、昼過ぎからは、前回8月のペルー旅行で、大変にお世話になった日系ペルー人のキツタニご夫妻と、ミラフローレス地区で昼食をご一緒させて頂きました。キツタニさんは、今年から新しくプロジェクトメンバーに加わった、キツタニ・エルナン君のご両親で、当地リマで『鍼灸』と『指圧』などの東洋医術の治療院を営まれています。キツタニご夫妻には、前回の訪秘で窮地を救って頂いたことがあり、個人的に大きなご恩があります。8月のペルー旅行は、家族慰安と仕事を兼ねていたため、全行程に渡り、妻と子供2人を同行して、リマからウカヤリ、そしてアンデスの4800mの峠をバスで越えて、秘境チャンチャマヨをも回るという大変な強行軍でしたが、そのしわ寄せは私にではなくむしろ妻の方に出たようで、帰国前日にリマに戻ると、妻が体調を崩しダウン、全く動けなくなってしまったのです。この容態では、20時間以上の空の旅など到底困難と思われ、帰国の延期をした場合のシミュレーションを頭の中で様々行いつつ、帰国当日の昼過ぎからキツタニご夫妻に施術頂いたところ、出発までの約8時間という短時間の間に、見事妻の体調が回復し、道中車椅子の世話になりながらも無事帰国することができたのでありました。的確な診断と確かな技術に裏付けられたみごとな施術でした。昨日、久しぶりにお会いしたキツタニご夫妻は、素早く私の表情を診て取り、「ウカヤリの状況は良さそうだね!」と鋭く診断。「今日はチーファ(ペルーでは中華料理店をチーファと呼ぶ)のバイキングにしよう」と、素早く施術。相変わらずのサイキッカーでありました。上の写真は、キツタニご夫妻に連れて行って頂いたチーファでデーザートに頂いたフルーツの一皿。赤い果実は『トゥナ』と呼ばれるサボテン(Cactus)の一種で、肝臓をきれいにする効能があるとのこと。赤いトゥナの他に白いトゥナもあって、白トゥナの方が効能は強いようです。
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by arcoirisproject | 2009-12-21 20:51
2009年 12月 18日

新生KEEP

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上の写真は、先月新しく現地NGO団体の理事長に就任した、医師のパルマルティーダ先生を中心に、NGOのメンバーが打合せをしている様子。アルコイリスが新しく提案をしたプロジェクト(子供たちの予防医学促進のための”アマゾンの森の恵みとおばあちゃんの薬箱”)について、日本とペルーの役割分担を含む協定案の作成を行っているところです。団体のトップが新しくなったことで、他のメンバーがどのように変わるのか、楽しみでもあり、また不安でもあったのですが、会議での一連の流れを通じて、トップのやる気に、他のメンバーが触発され、それに応じて各メンバーのモチベーションが向上し、方向性が一致して行く様子を見てとることができました。トップの思いが定まるということが、これほどにも重要であるのかと、改めて認識を新たにした次第です。先ずは順調な船出と見ました。

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因みに、今日のお昼ご飯は、日本から手土産に持って来たカレールーを使ってのカレーライス。「日本食が食べられる!」という『旨い話』に誘われて、普段はあまり活動に参加しないメンバーも集まってくる等、戦術的にも功を奏したようです。
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by arcoirisproject | 2009-12-18 09:39
2009年 12月 17日

ユテ

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プカルパの港から定期船で5時間の航路を、今回は時間がないということで、モーターボートをチャーターして大幅にショートカット。着いた先の港からモトタクシーに乗り換え20分程走ると、フロール・ナシエンテ村に到着します。そこから先は道がないので、乾季ならば、徒歩で進むところを、只今ウカヤリ地方は雨季でありますので、案の定、増水したウカヤリ川が我々の行く手を阻みました。徒歩は諦め、急遽、手漕ぎカヌーをチャーターし、分け入ること40分程で漸く、今月から新しいジャイカ事業で一緒に仕事をすることになっているマシセア地区プエプロ・リブレ村に到着するのでありました。プエブロ・リブレ村での仕事の話は後にとっておくことと致しまして、道中、面白い植物と出会いましたので、そちらの方から先に紹介したいと思います。もしかしたら、ご存じの方も多いのかなとも思いますが、"YUTE"と言う植物です。


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どこにでもある、何気ない雑草に見えるのですが、実はこの植物からは大変に丈夫で良質な繊維が採れるのであります。
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このように、茎の部分を割くと、中は白色の繊維質がぎっしりと詰まっています。これを川の水に浸して暫くおくと、白色の繊維質が柔らかくなって、ほぐれてきます。下の写真を見れば、「あ~、あれか!」とお思いになるのではないかと思いますが、ユテの繊維は様々な用途に使われています。日々何気なく利用されている方も多いのではないかと思います。これがアマゾンの"YUTE"であります。
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by arcoirisproject | 2009-12-17 08:58
2009年 12月 16日

ペルー風コロッケ

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今日は朝から、現地事務所の責任者の望月さんと現地調整員のルイスさんと三人で事務所に詰めて、プロジェクトのPDMやPOのスペイン語版の作成やら、それらを基にした詳細な活動計画案のブレイクダウンの作成に励んでおります。事務所があって、メンバーが机を突き合わせて、時には喧々諤々と、時にはざっくばらんと意見交換ができる。そしてそこには、パソコンがあって、プリンターがあって、インターネットにつながって、メールのやりとりができてと、現地事務所のありがたさをしみじみと感じるひと時であります。朝から議論白熱、根をつめた中身の濃い打合せが続いていたので、ここらで一服・・・・・上の写真は今日のランチで頂いた『パパ・レジェーナ』であります。『パパ』とはスペイン語でジャガイモ、『レジェーナ』とは詰め物という意味で、その正体は、マッシュポテトに、牛肉の細切れ、オリーブの実、丸ごとゆで卵を詰め込んで、ころもをまぶしてから油で揚げた『ペルー風肉コロッケ』であります。しかしその妙は、コロッケと言って決して侮るなかれでありまして、私としては、アヒソースやマヨネーズそして玉ねぎのセビーチェを添えてお召し上がり頂くことを、強く~強く~、お勧め致します。玉ねぎのセビーチェとの組み合わせが、これがまた絶秒で、これらを一緒に口に入れた瞬間こそが"VIVA PERU"という感じで、思い通りに進まない打合せのストレスなどは一気に吹き飛ぶのでありました。ウカヤリのパパ・レジェーナは"CAFE RENZO" (CORONEL PORTILLO 352) にありです。1個2.5ソーレス(日本円で約80円)、是非!
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by arcoirisproject | 2009-12-16 07:38
2009年 12月 12日

モテリージョ

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シピボ族の村に入ると一種独特のアロマチックな香りがするのに気付くはず。シピボのいるところ必ずモテリージョあり。シピボ族を象徴するアロマと言えばモテリージョなのです。上の写真は、ウカヤリ大学の工場で守衛をしているリンドルフィオさんから頂いた、モテリージョの乾燥根塊。硬い根塊の表皮に少し切れ目を入れて、鼻を近づけてみると、どこか怪しげな香りがしてきます。そして、その昔ペルーの色々な場所で体験をしたことが次から次へと走馬灯のように脳裏に浮かび、そのすべてがどこかなんとなく怪しげなオーラに包まれている・・・ルイスさんによると、ここウカヤリではモテリージョを、恋愛成就、商売繁盛、家内安全・・・幸運を呼ぶ最高のお守りとして珍重しているとのこと。シミパンパーニ、ウアマンサーナ、ピリピリ、パパゴージャ、ブセタとブレンドして香水として使用したり、フローラルウォーターを沐浴に使うこともあるようです。どうも「怪しい・・・」というのは、私の個人的な体験に由来するもののようで、一般的な解釈ではなさそうです。ウカヤリを訪れた際には、シピボ伝統の”幸運を呼ぶ”モテリージョのアロマを一度お試しあれ。
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by arcoirisproject | 2009-12-12 09:05
2009年 12月 10日

ペルー国内サッチャインチ商品市場動向

一昨日リマ市内の取引先を訪問した折、ペルー保健省に登録されている、サッチャインチ取扱企業(オイルだけでなく加工食品や化粧品等も含む)が224社あることを知った。下の画像は、昨日リマ市内の自然食品マーケットで撮影したサッチャインチ関連商品。2005年に販売が開始されて以来、ペルー国内のサッチャインチ市場が着実に成長している様子が伺える。



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by arcoirisproject | 2009-12-10 09:47
2009年 12月 10日

アルコイリス・ウカヤリ事務所開設

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12月1日にジャイカ様との契約手続きが完了し、前回案件からのフォローアップという位置づけで、ウカヤリ州にもう1本国際協力事業を投入することになりました。今回の契約案件名は『ウカヤリ州アグロフォレストリー生産者コミュニティー支援事業』と言い、2年間のプロジェクト期間(2009年12月~2011年11月)に、①小規模アグロフォレストリー生産者の組織化、②サッチャインチオイル(グリーンナッツオイル)加工生産工場の品質能力強化、③コミュニティートレードビジネスモデル開発と大きく3つの事業目標の達成を目指して行くこととなります。前回草の根事業からの教訓を踏まえ、今回の事業では、現地カウンターパート団体との役割分担の見直しを行うのと同時に、団体として現地プロジェクトマネジメント能力の強化が必要ということで、アルコイリスの現地事務所を設置することになっておりましたが、日本ペルー文化協会ウカヤリ支部(APJU)様の御好意で、プカルパ市内にあるAPJU2階の一部屋を、当会現地事務所として利用させて頂くこととなりました。APJUの1階は以前は日本語教室として使われていましたが、今はご覧の通りアマゾン・ホンダ(日本の自動車会社の現地ペルー法人ですが、実際に販売しているのは船舶用原動機や発電機が主)がテナントとして入り、1階にあった日本語教室は、2階に引っ越しをしています。本日12月9日に、パソコンとインターネットのセットアップの方が完了し、業務を開始することとあいなりました。写真に写っているのは、インターネット接続の最終調整を行っている、アルコイリス・ウカヤリ事務所長の望月昭宏氏と現地調整員のウィリアム・ルイス氏です。当地ウカヤリは、丁度雨季の始まりにあたり、空模様は曇天がちでありますが、雲間から顔をのぞかせる太陽は、やはりアマゾンのそれであり、冬の日本から到着したばかりの身としては、かなり蒸し暑く感じます。今回は、12月19日までウカヤリに滞在する予定です。
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by arcoirisproject | 2009-12-10 04:23