2008年 05月 09日
2007年11月〜2008年2月にかけてペルー全土で行われていた、 国立大学ストライキのあおりをうけ、延び延びになっていた、 アグロフォレストリー実験農場の設置作業が 3月後半から漸く動き始めました。 長らく放置されていた予定地に、 支柱植物を植え直し、 雨季の終わりでトラクターが現場に入ることができなかったため、 人海戦術で(ウカヤリ大学の農学部・森林学部の学生を動員)下草を刈って、 グリーンナッツの種まきをしたのが4月の初め。 上の写真は種をまいてから23日経過したグリーンナッツの苗です。 現場に張り付いている農業技師の話では、 早ければ今年の10月頃にはファーストクロップの収穫が できるのではないかということ・・・ 農場は7つのゾーンに分けて、ゾーン毎に、コンパニオンプランツの種類、栽培間隔、 日照条件、施肥条件等々に変化を持たせ、データを収集する予定・・・ 兎に角・・・雑草のコントロールが大変な模様。 下の写真は、草刈り後一ヶ月経過した畑です。 因みに、現地プカルパでは11月頃から3月頃までが雨季で、 雨季のことを『インビエルノ』="INVIERNO"(冬)と言います。 南半球なのに、アマゾンの冬は何故か日本の冬と時期が一致しているんです。 ###
by arcoirisproject
| 2008-05-09 13:29
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